こんにちは。
今回は私の好きなアニメソングについて書いてみたいと思います。
アニメが1クールに何本も放送される現代、アニソンと言っても非常に多くの楽曲があり、選出には結構悩みました。
一応自分の中で、ひとつのシリーズや歌手からは1曲まで、というルールを決めて選びました。
蒼い鳥(M@STER VERSION)~TV ARRANGE~ / 如月千早(CV:今井麻美)
(THE IDOLM@STER)
厳密に言うと初出はゲームなのでアニソンの括りに入れていいかは微妙ですが、このアレンジで使用されたのはアニメが初めてであること、また私にとってこの曲はアニメを見始めたきっかけとなった曲なので外せなかったことの2点からここに入れました。
そしてこの曲は私がアイドルマスターという作品そのものにハマるきっかけとなった曲でもあります。
如月千早という個人を、独りだった頃の彼女を歌という彼女らしい方法で表現しきっており、4話を見たあとに聴いたときには思わずテレビの前で聴き入ってしまいました。
決してポジティブな歌ではありません。
しかし、彼女自身を、その心を全力で歌い上げています。
そんな彼女に、そんな彼女の歌に、如月千早という歌い手に私は魅了されてしまったのです。
太陽と月 / 雪小路野ばら(CV:日笠陽子)&反ノ塚連勝(CV:細谷佳正)
(妖狐×僕SS)
男女デュエットのキャラソンがアニメのEDに使われるって結構珍しい気がします。
この曲の魅力は、そのデュエットの美しさ。
日笠さんも細谷さんも歌が上手く、キャラクターの声のまま歌っているのに綺麗なんです。
そしてそれがいぬぼくの世界観にも合っており、アニソンとしても曲そのものとしても完成度が高いです。
夏の日と君の声 / ChouCho
(グラスリップ)
正直なところ、私はグラスリップのアニメ自体はそんなに面白いと感じませんでした(好きな方はごめんなさい)。
その上で、この曲はグラスリップのアニメの雰囲気にとても合っていると思うのです。夏、海、彼女。OP映像を見ただけでとても面白そうなアニメだと期待をそそられます。曲と映像と作品の相性がとても良く、完成度が高いのです。
僕の戦争 / 神聖かまってちゃん
(進撃の巨人)
初めてこの曲を聴いたとき、多くの人が不気味だとか、気持ち悪いとも思うでしょう。
イントロからして不安な気持ちにさせてきます。
進撃と言えば紅蓮の弓矢など盛り上がる曲のイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、先の展開が読めず、これから何が起こるかわからない物語にこの不安を煽るOPはとても合っていると思います。
Sacred world / RAISE A SUIREN
(アサルトリリィ BOUQUET)
比較的最近のアニメですが、久々にOPを見てぶっ刺さった曲です。
バンドリが好きなわけではなく、RAISE A SUIRENの曲もこれしか知りませんが、とにかく1回聴いて「好きだ!」となりました。
曲の中で強弱がはっきりしており、盛り上がる部分、聴き入る部分、聴き手に何を魅せたいのかがすごく分かりやすく、聴いていてとても楽しい曲です。
ふゆびより / 佐々木恵梨
(ゆるキャン△)
この曲がすごいのは、聴いているだけで頭に景色が浮かんでしまうところです。
まるで、自分もキャンプをしながら焚き火を前にしてくつろいでいるかのような気持ちになります。
夜にこれ聴きながらココアでも飲んでみたい、そんなキャンプをしてみたい。
すごい心が安らぐ、心に染み渡る曲です。
NO, Thank you! / 放課後ティータイム
(けいおん!!)
けいおんからはこれですかね…正直、どの曲も大好きなので選ぶのに苦労しましたが、これですかね。
理由のひとつに、まずEDの映像が大好きだってのがありまして。
いつもと違う制服着こなしているHTTすこなんだ。
そして曲も、サビの澪の叫びが好きなんです。
AメロBメロでどんどん勢いを増し、サビで爆発する。
アツい。
アニメでは使われていませんが大サビの澪が曲名叫ぶところとかすごく好きです。
ヒプノシスマイク -Rhyme Anima- / Division All Stars
(『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima)
ヒプマイの全員参加曲は人数の都合上どうしても長くなってしまう傾向にありますが、それをテレビサイズ89秒に収まるよう上手く作られた曲。
テンポは早いですが12人の魅力を損なわずきっちり全員分のソロパートがあります。
これができるのはラップならではなのではないでしょうか。
dreamy date drive / 戦場ヶ原ひたぎ(CV:斎藤千和)
(終物語)
物語シリーズからは膨大な数の楽曲がある中からこれを選びました。
物語シリーズで有名な曲と言えば恋愛サーキュレーションや白金ディスコなどがあり、知名度で言えば先の2曲に比べれば段違いに低いんじゃないかと思いますが、それでもこの曲を選んだのはこの曲とひたぎというキャラクターの親和性の高さにあります。
ひたぎの曲は他にstaple stableや二言目がありますが、それらがキャラクターソングとしてひたぎを表現しているのだとすれば、この曲はひたぎの気持ちそのものだと思います。
素直になれない彼女の素直な告白。
愛らしいですね。
スノードロップ / nano.RIPE
(食戟のソーマ 弐ノ皿)
私がこの曲に惹かれたのは、サビの「こんなもんかな?こんなもんでしょ」という部分。
大抵のアニメで、特にジャンプのアニメで、サビにネガティブなワードを持ってくることはあまりないと思います。
そこから「僕らしくない」「誰にだって作れるもんに意味はない」とソーマのキーワードで締め括ります。
ネガティブな言葉からポジティブに繋げる、曲の中でストーリーが完成しているんです。
この曲は2期のEDですが、5期では劇中歌として再び使われています。
作中のキーワードが詰まっており、つまりこの曲自体が登場人物の心情描写として有用な役割を果たしているということだと私は思っています。