こんにちは。
今日は、現在松屋銀座で行われている天気の子展に行ってきましたので、それについてまとめたいと思います。
松屋銀座の8階に上がると、こちらの天気案内が。
隣ではムーミン展もやっていましたがスルーで。
こちらが入り口です。
キービジュアルにはサインも。
hotel koe tokyoの時もそうでしたが、すごいたくさんサインを残してくれますね。
では展示について少し触れたいと思います。
展覧会の中は撮影禁止なので、文字のみで。
最初に展示されているのは、初期のコンセプト案。
初期タイトルとして知られている「天気予報の君」のストーリーが語られていますが、「天気の子」と比べると結構違っています。
企画書を読むことができる機会なんてそうそうないので面白いです。
その先は、主に絵コンテの展示。
絵コンテを見ていると、各シーンの細かいこだわりが見えてきます。
個人的に特に面白いと感じたのは、瀧が出るシーンで書いてあった、この時点では三葉とは再会していないという注釈。
君の名はから後の世界ではなく、平行して進んでいる世界なのだとわかりますが、普通に映画を見ているだけでは間違いなく知ることのできない情報です。
ということは彼らは再会してから間もないうちに未曾有の大災害に見舞われるのか…?というようなことも考えてしまえます。
絵コンテの他にも、そのシーンに合わせてレイアウト作監修正の展示が。
個人的なお気に入りは芝公園で帆高が夏美に胸を見ているのを指摘されるシーンで、谷間の部分だけのシートがあったところです。
君の名はでも瀧が揉むシーンがあったり、胸に対するこだわりは人一倍あるみたいです。
谷間にも細かく色々と指定されていたところが感動しました。
あとは、音楽と共に映像を振り替えるブースがいくつか。
それぞれの劇中歌を聴き、映像を見ていると、改めて世界観の中に浸ることができ、感動が思い起こされます。
RADWIMPSは、実は君の名はを観たときに初めて曲を聴き、新海監督絡みのものしか聴いていないのですが、その上で言わせていただくと聴いている者の心を引き付けるのが上手いと感じました。
そしてそんなキャッチーな彼らの曲に乗せ、心を繋げるのが上手いのが新海監督です。
新海監督は曲の使い方が本当に上手だと私は感じており、そんな彼がRADWIMPSの曲なんか使っちゃったら、そりゃあもう、最強だよね!と小学生みたいな感想を抱きながら聴いていました。
そして、印象的だったのは、どのブースでも触れられていた「この映画は彼らが自分達で世界を選ぶものにしたい」ということ。
晴れを願った少年が、自分を犠牲にした少女が、世界なんて狂ったままでいいと思うまでの物語。
これは必ずしも正しい物語ではないし、観客が納得してくれるとも限らない。
それでも、監督が描きたいものが、絵から、言葉から、伝わってきました。
うろ覚えですがこんなものだったかと…。
印象的だったものだけを抜き出しているので魅力は半分も伝えられていないと思いますが、そこはお許しを。
一部には写真撮影が可能なコーナーも。
ここでは天気に関する知識を学ぶことができます。
雨粒が可視化されているのは面白いですね。
雨や風の計測機器も展示されています
AI君が持っているのは、あのプロペラが回ることで風力を測定できるタイプのものです。
外に出ると、撮影コーナーが。
夏美のスーパーカブもあります。
実際に乗り、ヘルメットも被れます。
販売されてたグッズも一部ご紹介します。
こちらはこの展覧会オリジナルのストラップ。
タブレットやクッキーには軽減税率が適用されるそうです。
そしてポストカードやアクリルスタンドといった、綺麗なイラストを堪能できるグッズも。
一通り展示を見て、感じたのは、「もう一度映画を観たい」ということです。
天気の子という映画の魅力を再認識させられ、新たな気づきもあり、それを踏まえた上でもう一度観たくなりました。
観れば観るほど、新たな魅力があり、新発見があり、しかし感動は薄れず感じる、それが新海監督の作品だと思います。
またこの世界に、浸ってみたい。
彼らに会いたい。
そう思わせてくれる展覧会でした。
松屋銀座で同時開催されてるコラボカフェにも行ってきたので、その記事もよければ読んでみてください。
それではまた!
天気の子 complete version [完全生産限定BOX] [ RADWIMPS ] 価格:6,765円 |